ワイン投資とは
ワイン投資とは、比較的若いワインを投資用として購入し、熟成させて価値を高めてから売却して利益を得るという投資方法です。ワインにはそれぞれ飲み頃があります。特に高級ワインと呼ばれるものは、長期熟成させることでより味わい深くなり、価値が上がると言われています。さらに、ワインは1年の製造量が限られており、通常、高級ワインには収穫した年号(ヴィンテージ)が付けられます。
ワインは嗜好品ですから、古いヴィンテージであるほど年々消費され、絶対量は少なくなっていきます。これが希少価値を生み、価格をさらに押し上げるわけです。
長期的に投資したい人向け
平均7年ほどの投資期間が必要になります。ゆっくりと資産形成を考えている人に向いています。
ワインの保管が重要
ワインは非常にデリケートです。先にも述べましたが、振動、光、適切でない温度・湿度はワインの大敵。輸送時の振動でさえダメージとなる可能性があり、買い付けをした場所に保管用倉庫があるというのがベストです。保管料は1ケース(フルボトル12本)で年間2,000円程度から。一般的に、保管料には万が一破損した場合の保険料も含まれています。
ワイン投資の始め方
1.買い付け=投資用ワインを探して現物を購入する
2.保管=ワインの保管場所を見つける
3.売却=価値が上がったときに売却する
ワイン投資のメリット・デメリット
ワイン投資のメリット
- 現物資産であること
- インフレに強い
- 最悪飲める
ワイン投資のデメリット
- 短期目的の投資には向かない
- ワインの知識が必要
- 価値が下がる可能性がある