【ネタばれ衝撃】バイオレンスアクション:主演-橋本環奈、杉野遥亮、岡村隆史

2.5
映画

2022年8月19日公開

 

やくざVSヒッピーVS殺し屋で最高のクライマックス

どーも。

暇すぎて、Amazonプライムビデオとネットフリックスの動画を全部見てしまった。

ワングーです!

今回紹介する「バイオレンスアクション」ですが、最高のキャスト陣で面白いです。

累計発行部数70万部超え、オンラインアクセス数1,000万PV超え! 小学館「やわらかスピリッツ」で連載中の超人気コミック「バイオレンスアクション」が待望の実写映画化です。

メガホンをとったのは「おっさんずラブ」「極道主夫」などの人気作品を手がけてきた、瑠東東一郎監督です。1979年生まれ、兵庫県出身。テレビ番組制作会社にて数々のバラエティ番組を制作し、ドラマ演出にも携わるようになる。主な演出作品に、「オトナ高校」、「おっさんずラブ」、「探偵が早すぎる」、「浦安鉄筋家族」、「極主夫道」、「DIVE!!」、「古見さんは、コミュ症です。」、「魔法のリノベ」などのドラマや、映画『劇場版新・ミナミの帝王』、『劇場版おっさんずラブ~LOVEorDEAD~』、『極主夫道ザ・シネマ』、『Gメン』などがあります。

 

予告動画

 

「バイオレンスアクション」ストーリー

橋本環奈が、ゆるふわの専門学生で凄腕の殺し屋という2つの顔を持つ主人公を演じたアクションエンタテインメント。小学館「やわらかスピリッツ」連載の浅井蓮次と沢田新による人気コミックを実写映画化した。

ピンク髪のショートボブでゆるふわな雰囲気を漂わせる菊野ケイは、昼は日商簿記検定2級合格を目指して専門学校に通いながら、夜はアルバイトをするという日々を送っている。そのバイトとは指名制の殺し屋で、ケイはそこで指名ナンバーワンの実力を持つ凄腕の殺し屋だった。ある時、学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会ったケイは、胸が高鳴りながらも、そのままいつも通りバイト先へ。この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る3代目組長から、ある人物を殺してほしいというものだった。そのターゲットとは抗争の渦中にいるヤクザの会計士の男で、その男こそ昼間のバスで出会ったテラノだった。

ケイ役を務める橋本環奈を筆頭に、テラノ役の杉野遥亮、ケイに思いを寄せる同級生・渡辺役の鈴鹿央士ほか、馬場ふみか森崎ウィン大東駿介太田夢莉佐藤二朗城田優高橋克典岡村隆史ら豪華キャストが個性的なキャラクターたちを演じる。

 

【相関図】

 

ワングーの評価

10,000本以上の作品を見ている僕からすると、

評判は低いですが、香港のアクション映画の日本版だと思えば楽しめる作品です。

無駄に動くカメラアングルで酔ってしまいそうなアクションシーンや、原作の漫画の要素を無理やり詰め込んだような強引な展開、劇場内で誰一人笑わないスベりっぱなしのギャグシーン、続編を匂わせる中途半端な終わり方など、批判したい部分は正直かなり多いです。しかし、それを差し引いても観て良かったと思わせる作品でしたね。エンタメ作品として楽しんで観れたので、鑑賞後の満足感はそこそこ高かったです。

鑑賞のノイズになってしまうような違和感やマイナス部分も多い作品ですので、それらをどれだけ許容できるかによって評価が分かれそうな印象ですね。

日商簿記2級の資格を取るため、専門学校に通いながらアルバイトをするピンク髪美少女の菊野ケイ(橋本環奈)。彼女のアルバイトとは、仕事を確実に遂行する超凄腕の殺し屋であった。ケイはある日、通学中のバスで知り合ったスーツの青年のテラノ(杉野遥亮)に好意を抱くようになる。そんな中、ヤクザ組織からの依頼で抗争中の組の会計係を殺すよう命じられたケイだったが、その会計係こそ、バスで知り合ったテラノであった。

決してクオリティが高い作品ではありませんが僕は結構楽しめましたが、本作を批判的にレビューする方が多いのも納得できるクオリティの低さです。本作をジャンル分けするならアクションコメディ映画だと思いますが、そのアクションとコメディが壊滅的に酷かったように感じます。

特に酷いと思ったのはアクションシーン。異常に細かいカット割りや大仰なCG演出、演者の顔面アップが多用されるカメラアングルと、振り回されるようなカメラワーク。アクションシーンの全てがとにかく見づらく、主人公と相手がどういう位置関係でどういう戦闘を繰り広げているかが非常に分かりづらい。アクションシーンは台詞が少ない分、カメラアングルや撮影のテクニックによって人物の配置や動きが分かるようにする必要があるんですが、本作ではそういうアクションシーンを観客に分かりやすくしようという工夫が全く見られません。

おそらくは、橋本環奈のアクション能力が低いため、それをフォローするために大仰なCGだったり顔のアップのシーンが多いんだと思います。とにかくアクションが売りの映画なのにアクションがてんで駄目です。

また、コメディ要素も本作には多いですが、そのどれもが今一つ笑えない一発ギャグみたいなものばかりで、公開初日で大盛況の劇場でも、笑い声は一つも聞こえてきませんでした。私のコメディセンスと合わないとかじゃなくて、ただただつまらなかったです。

ただ、それ以外の要素(ストーリーとか役者の演技)については、期待値を超えてくる面白いものでした。ストーリー自体は普通に面白かったし、役者陣は頑張っているように見えました。

不満点が多い映画ではありましたが、批判されていたら擁護したくなるくらいには楽しめましたので、皆さんも試しに観てみてはいかがでしょうか。

 

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スタッフ
監督、脚本:瑠東東一郎

脚本:江良至

原作:浅井蓮次

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