どーも。
暇すぎて、Amazonプライムビデオとネットフリックスの動画を全部見てしまった。
ワングーです!
今回紹介する「天気の子」ですが、新海誠監督ワールド全開で面白い作品になっています。
相変わらず絵が綺麗すぎます。
雨も水溜まりも、道端の雑草までもキラキラしててずっと飽きない作品です。
しかし、最初の東京はなぜ雨ばかり降る設定なのかは謎でしたね。
予告動画
「天気の子」ストーリー
「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。
「ねぇ、今から晴れるよ」
少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。
それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――。
ワングーの評価
10,000本以上の作品を見ている僕からすると、
今回の作品は連続で3回見ても面白かったです。
それに、隠れキャラまで登場してて新海誠監督ファンとしては嬉しい演出でした。
この作品は、若者が持つ創造力や行動力の素晴らしさが描かれた作品です。
純愛ですべてを投げ打ってでも大切にしたい、守りたい人がいるという幸せなストリートで結末も意外な結末になっていて斬新な展開でした。
ルールで守られた世界でむしろ帆高と陽菜と凪は互いから引き剥がされてしまう。
誰かを貶める人がいて他人に無関心で(東京に限ったことじゃないけど)少し冷たくて排他的な東京の社会、幻想的で鮮やかな色彩が魅力な深海作品でさえ、いや、だからこそ、灰色で無機質で単調、それでいて混沌とした東京の風景は実際の風景とリンクしてとても印象的でした。
そんな中、須賀さんと夏美さん、手を差し伸べる大人の存在が眩しくて、天気なんか関係なくとも狂ったこの世の中のこと少しだけ好きでいられそうになります。
だからこそ、捨てたもんじゃない未来が続いているとしても、2人が連行されているシーンあたりは辛くて見ていられないです。
銃を打つシーン 16歳のもつ若さ、幼さ、大人と子供の間で揺れ動き、自分の人生を歩みだそうとし、大切な人を想い、でもそれがあまりに不器用で、危なっかしい、でもその想いは大人には真似出来ないほど、強い 大犯罪だし現実じゃあ笑い事にもできないけれど、帆高の感情の埋め立てるてが詰まっていて描写としてあまりにも良かったです。
陽菜が戻ってきて東京に降り続いた雨はただ、人間が埋め立てる前の状態に東京湾を戻しただけ、戻っただけなのかもしれないという言葉が心に残ります。
すずめの戸締まりにも通じる言葉でした。
運命の赤い糸とか異世界とかを信じたいわけじゃない、ただ、時に愛する人と世界の重さは釣り合ってしまう、そういういち若者の切実な想いに胸が詰まりそうになる、それだけの話といえばそうだから凄い 何かを他の誰の声も届かぬ強さで守ろうとすること、会いたい一心で走ること、それを他人に止められてしまうこと、でもその想いを襷のようにして駆けのぼった先で、一人の家出少年が青年になり、自分を大きく見せた少女は大きく見せたその姿に追いつき、もう子供じゃない2人はまた2人で生きる、誰にも咎められないところで壮大で、どこか大げさなような気もするし青さや痛さも感じるけれど、それが全部、どうしようもなく綺麗な作品でした。
おすすめです。
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