2006年9月23日公開
家族への接し方を考えさせられる映画
どーも。
暇すぎて、Amazonプライムビデオとネットフリックスの動画を全部見てしまった。
ワングーです!
今回紹介する「もしも昨日が選べたら」ですが、「今は今しかない」を教えてくれる作品です。
人生を早送りできる不思議なリモコンを手に入れた男が、時間の大切さや家族の愛について考えるファンタスティック・ドラマ。リモコンを片手に自由自在に時間旅行を繰り広げる主人公を演じるのは『50回目のファースト・キス』のアダム・サンドラー。
その妻を『アンダーワールド』のケイト・ベッキンセールが演じる。
味わい深い人間ドラマだけでなく、特殊メイクを駆使した主演2人の老け顔にも注目。
予告動画
「もしも昨日が選べたら」ストーリー
仕事優先で家族を顧みない建築士のマイケル(アダム・サンドラー)は、スーパーの怪しげな店員モーティ(クリストファー・ウォーケン)から人生を操作できるリモコンを与えられる。早速使い始めたマイケルはペットの吠え声を消音したり、妻ドナ(ケイト・ベッキンセール)との口論を早送りしたりと、面倒なことをすべて回避しようとする。
ワングーの評価
10,000本以上の作品を見ている僕からすると、
原題は”Click”で、クリック1つで何でもできてしまう万能リモコンを主人公が手にし、嫌な時間を早送りして過ごすようになるというのが大方の設定になります。
ただ早送りはできても、済んだ時間を巻き戻して過去を変えることはできないというのがポイントで、時間を完全にコントロールすることはできないのが邦題を誤解しやすい点でした。
前半はわざとくだらない感じを出してて、やり過ぎて人を傷つけるぐらいのこともコメディみたいに笑って過ごしていたが、後半その影響で大事なものを失っていると強く主張するのが素晴らしかった。コメディ映画でよく前半の感じで「多少やりすぎても笑い飛ばして楽しんでる俺たちはポジティブでイケてるだろ」みたいな感じで周りの人が損する状況のまま終わる作品がよくあるけど、この作品はそうじゃなくてよかったです。
そういう感じで進んでいき、時間を飛ばしまくり老けた後、過ぎた時間は取り戻せないんだと絶望した頃に、息子の結婚式で人生の結末について元妻が「まだ人生は終わってないわ」と言っているのが、年齢を重ねた人達も希望をもてる描写だと思いました。
「製作 脚本 監督
マイケル・ニューマン(主人公の名前)」
というウォーケンの言い回しのように、どうしようもなく強いられている状況以外では自分の人生は自分で選んでるはずなんだという見方をもってこれからの人生を選んでいこうと思いました。
下記ビデオオンデマンドで配信中です。
Amazonプライムビデオ
https://amzn.to/3suDEdv
Netflix (ネットフリックス)
https://www.netflix.com/jp/
監督:フランク・コラチ
脚本:スティーヴ・コーレン
マーク・オキーフ
音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
製作総指揮:ダグ・ベルグラッド
バリー・ベルナルディ
ティム・ハーリヒー