【ネタばれ衝撃】人間失格:主演-生田斗真、伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さとみ

2.5
映画

2010年2月20日公開

 

映像化に成功!ですがもっとドスを利かしてもいいかも・・・

どーも。

暇すぎて、Amazonプライムビデオとネットフリックスの動画を全部見てしまった。

ワングーです!

今回紹介する「人間失格」ですが、正直2時間の映画では収まりきらない話なので原作を読んでいない人にはおすすめですが、読んだ人からすれば少し物足りなさを感じると思います。

太宰治生誕100周年を記念して製作された文芸大作。津軽の資産家の息子・葉蔵は、幼い頃から周囲となじむために偽りの自分を演じていた。上京して高等学校に入学した葉蔵は、同じ画塾に通う遊び人の青年・堀木と出会う。堀木とともに酒におぼれ、放蕩生活を始めた葉蔵は、女にも不自由することがなかったが、そんな生活に徐々に虚しさを募らせていく。主演に生田斗真。監督は「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。

 

「人間失格」ストーリー

幼少期より自意識にまみれ、世間とうまくなじめない青年・葉蔵。不安や迷いを抱えながら彷徨う葉蔵が向かうのは、いつも酒であり、女たちだった。
葉蔵を刹那的な生活に誘う友人、堀木との付き合いのなかで、下宿先の娘、カフェのウェイトレス、シングルマザーの女性記者たちと交わりながらも、タバコ屋の純真な娘との結婚した葉蔵。
さまざまな女たちとの恋に身を投じながら、葉蔵がたどり着く先には、一体何があるのか――?

 

ワングーの評価

10,000本以上の作品を見ている僕からすると、

 

原作を読んでいなくても映画で感じ堪能できる作品だと思います。
作品紹介のあらすじを読んでおくといいかもしれません。

時代・世界観を感じる美しい映像が流れるなか
主人公の大庭葉蔵の孤独を見ます。

 

静かにゆっくり流れていく美しい映像には
気付かなくても想いが乗っていたようで
知らずに心にたまって、ある時、溢れてきます。

胸の痛みとともに優しいあたたかい気持ちに包まれました。
悲しく切ないけれど満たされた、そんな余韻に浸り劇場を出ました。

美しい映像たちにはたくさんのメッセージが込められているのだと思いました。
それは静かだし、すぐには見えてきません。
観た人がそれぞれに感じる映画。
生きる強さとずっと大切に守っていきたい優しい気持ちに気付かされます。
私は心が震えました。是非おすすめしたい作品です。

 

下記ビデオオンデマンドで配信中です。

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Netflix (ネットフリックス)
https://www.netflix.com/jp/

監督:荒戸源次郎
原作:太宰治
企画:角川歴彦

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